自分が何にどう関心を示したかの記録。
2019年7月の読書記録
7月は放送大学の試験があったがために趣味の読書は控えめのつもりではあった、
それでも読書メーター見たら5冊しか登録なくてびっくりがっかり
もう8科目も受けない……。
読書メーターで引き当てられなかったものについて。
デコラbook / 青木正一
クラウドファウンディングで2年半くらい前に注文していたもの。
待っている間にFRUiTSは月刊ではなくなってしまったから本当に届くのかひやひやとしていた……。
ストリートスナップ中心なので、資料集としては見て感じるくらいのものでしかないけれど、
このひとつのムーブメントをしっかりした物量で残っていることそれだけでも意義があるのだ……と後追いの世代としては感謝のきもち。
SAME TIME NEXT YEAR / 宇壽山貴久子
ライヴ会場におられては仲良くしてくださる写真家、宇壽山さんの初写真集。
出会いが非常にカジュアルなものだったので後から知ってびっくりしたのですが、
暮しの手帖に連載を持っていたり、メディアに載る記事等で著名人のポートレート撮影を担当されていたり、バリバリに活躍されている方です。でも気さく
埋め込みうまくいかなかったのでトップページへのリンクですが、
下記サイトの「WORKS」でそのあたりのお仕事が垣間見れます。
Kikuko Usuyama Photo 写真家 宇壽山貴久子
写真家として20年ほど活動されてきた今、初めての写真集を作ったのはあるひとつの瞬間を撮ったことから、という滑り出しからしてナチュラルさをひしひしと感じるのですが、
明確な対象物は定めないでおき、ただ、こんなふうに写るなんて、とご自身でも驚くような写真を集めていたとのこと。
その無意識下の驚きが、観る側も持っているであろうその感覚を通じ、思い出せるものも出せないものもひっくるめた全ての視界の中から風景を引き当てる、
宇壽山さんの新しい写真を見るたび沸き起こるこの親しみ深い既視感は、そこから来ているのだろうなあと、写真集をひととおりあらためていて腑に落ちたのでした。
なんかでも、その自分のすっきりよりも、これを作ってよかった!って晴れ晴れとおっしゃられていたことの方が嬉しかったなあ。
あと一応読書メーターで見つかったのですが書影が出てなくて勿体無かったので、
わたしたちの谷6案内 の紹介ページ?も載せときます、
谷6、身体がいくつあっても足りなくなりそうなほど、通いたくなるお店ばかりですね……。
先述した写真集のイベントをやっていた渋谷のSPBSという出版社兼本屋さんで見つけました、
SPBS、渋谷にこんな気軽さとセンスを兼ね備えた本屋さんがあったんだ!って驚いたので是非
7月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1230
ナイス数:6
キューの感想
「休」を章タイトルに冠していないところが上田岳弘氏らしいというか / 時系列・語り部がめくるめく変化するなか、既発作品の要素がそれらを認識レベルで繋ぐのにひと役買っており、上田作品を読んできた者には総括的な感慨を与えそう、これが1冊目だったという人の感想を知りたい / Genius君くらいシンプルに髄を捉えて見つめるべきなんだよな、9条の示すところというのは
読了日:07月30日 著者:上田 岳弘
わたしたちの谷6案内―Our city guide of Tanimac (IN/SECTSポケットシリーズ 1)
読了日:07月11日 著者:
きみの鳥はうたえる (河出文庫)の感想
瞬間に感じた幸せに留まることはできない、わかっていても3人傘の描写はどうしようもなく幸せそうで、無敵なほどにみえる / 結末はそれぞれではあるけれど、どんなに強くあるようにみえるものもその実を見透すことはできなかったということは収録されている2編に共通で、できなかった、という形でもなお描き付けたというところに、佐藤泰志自身の抱く進みながら生きることの意味を信じるその意志が滲んでいるようだった、執着にも近いかたちで / 草の響き冒頭の、病へ至る経緯を記した箇所は読者をしっかりと崩壊へと突き落とす、すごい
読了日:07月09日 著者:佐藤 泰志
ロボット・AIと法
読了日:07月05日 著者:
Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築 改訂版
読了日:07月05日 著者:玉川憲,片山暁雄,今井雄太,大澤文孝
読書メーター
今週は会社のお金でAWSで遊ぼうの巻だった、参考書籍として紹介されたこれわかりやすかった
— 夜戦 (@yasen_chang) July 6, 2019
自分の文章把握能力とは……なのでアレだけど、知らない概念は次々出てくるが読めない文章は出てこない、あとインフラ経験皆無だからそこの基本からおさらいする流れもありがたかったhttps://t.co/CB7hKABHyV
今月分、反動を感じる pic.twitter.com/r16R5oRoLj
— 夜戦 (@yasen_chang) 2019年7月8日
もしあの人がこの小説を書けたとしてもきみの鳥はうたえる、と名付けただろう、というひとりを去年路上で大喧嘩したときの記憶で引き揚げたので、近いうちに会おうと思った
— 夜戦 (@yasen_chang) 2019年7月8日
開幕3ページ、及びその一晩前手に取ったときから実際既に感じていた、これは他人に迂闊に勧められた小説ではないなという直感の延長線上にまだいる
— 夜戦 (@yasen_chang) 2019年7月9日
こことここがとても良かった、自らを大切に思える人の考え方だ pic.twitter.com/duTVrojQJA
— 夜戦 (@yasen_chang) 2019年7月10日
こぢんまりとした写真展が奥渋で開催中です、
— 夜戦 (@yasen_chang) July 11, 2019
写っているのはかわいい猫だけど猫がかわいいことにフォーカスされてない写真があり、そういうことが撮れるご友人が好き https://t.co/XVFUFwUKHU
試験前+会社の自己評価+延々と続く梅雨と選挙の期間+家のなさすべてがひっくるまって心が荒れているので上田岳弘さんのトークショーの予約を入れたが、
— 夜戦 (@yasen_chang) July 16, 2019
どうやら私は試験明けの1日であと8章を残したキューを読みきらなければならなくなってしまったらしい
90年代後半のあらゆる姿が羨望の的 pic.twitter.com/BwsGTU7zU3
— 夜戦 (@yasen_chang) 2019年7月18日
キュー、急旧九まで読んだ現状の感想は大丈夫?のひとこと
— 夜戦 (@yasen_chang) 2019年7月28日
これ以前の上田岳弘作品を読んできていると言葉への先入観がえぐいのでそれを排した頭で読みたいのだが、その頭だったら読めていなさそう
— 夜戦 (@yasen_chang) 2019年7月28日
求究宮久球救まで、つまり残りをすべて読み切った、ニムロッドの明解な構成はこの怒濤の棚卸しがあったからこそ成せたものであったのだろう pic.twitter.com/XyWHqS3lo8
— 夜戦 (@yasen_chang) 2019年7月29日
これ行ってウエダヴィンチコード聞いてきた、口頭かDMか手紙、またはFAXで10人にまでなら伝えていいらしい
— 夜戦 (@yasen_chang) July 30, 2019
確かにそうするのが適切な処置であると思う pic.twitter.com/GBtVggjxE5
生きている作家の話を聞くということ、その人の結論以外の思考を知る機会であって、特異的に良い
— 夜戦 (@yasen_chang) 2019年7月30日
筒井康隆が私物オークションで自ら槌を振るってるのとか、別にそれを見たからといって作品の印象がどう変わったわけでもないが、半年くらいが過ぎてもなお見れたのは良かったなと思う
— 夜戦 (@yasen_chang) 2019年7月30日
上田岳弘さん、やって来ないのだからきっと生命は地球にしかいないだろう、
— 夜戦 (@yasen_chang) July 30, 2019
自分たちが最先端であるという認識でいられるならそれはやりがいにもつながる、
だからずっと地球の話ばかりを書いている、
と話していた(記録を攫っていないので正確ではないかもしれない)
意識の高さをそこで放つのいけてる