あなたのノイズ、わたしのミュージック。

自分が何にどう関心を示したかの記録。

4/24のつめたい夕餉 中立進化と偶然

小笠原鳥類のポスターを貼る壁が足りなくて少しだけ引っ越したいお気持ち。


4/24の晩御飯のおとも

放送大学 生物の進化と多様化の科学

中立進化と偶然。

進化の仕組みとしてよく挙げられるのは自然選択、しかしそれだけでは説明できない部分がある。

その綻びを繕える論説が分子進化の中立説。

進化には、生存や繁殖に有利でも不利でもない、中立な変異が広まった結果のそれも存在しているということ。

そのまんまですね。

なぜ中立な変異が集団へと広がり固定されるといったことが起こるのか。

集団中にある割合で生じた有利でも不利でもないというその変異は、

理屈の上では次世代にも同様の割合で継承される可能性が最も高くなる。

しかしながら、実際には次世代に変異が継がれる割合がぴったり同じとはならない場合が、往往にしてある。

10枚中4枚があたりのくじを5枚引いてもあたりくじは4枚の時もあれば0枚の時だってある、みたいなイメージ。同じ生物は生まれ直せないので

そしてその少し高い割合で顕現した中立な変異が次の次の世代で高く、さらに高く……と何世代にもわたり繰り返されていくことにより、

有利でも不利でもない変異が集団の中で固定される。

このような、そのものの性質が遺伝の可否に関わらない変異の運命を左右する偶然のことを遺伝的浮動という。

ちなみに、こんな不確かな道筋の継承のわりに中立な変異の結果と思しき性質が多々見受けられるのは、

突然変異のうち中立な変異(および不利な変異)の占める割合が有利な変異のそれよりもバカ高いからである(自然選択の影響の方が強いので有利な変異もちゃんと広まる)。

下手な鉄砲数打ちゃ当たる。


分子の話あんましてないけど夜が更けてきたので適当に……。

分子レベルの進化の特徴は速度が一定であることであるが、その速度は分子によって異なる。

とくに体内のタンパク質には、機能や構造に重要な意味があるものがあり、

そういったものにおこる変異は生命を保てなくなる、不利な変異であることが多い。

つまり集団に固定されない変異が起こりがちであるため、進化の速度は低くなる。

機能を保ちつつ変化可能な部分が多いタンパク質において起こる変異、前段の流れでいくとそれはまさしく中立な変異といえるものであるのだが、

そのような変異こそが分子レベルの進化の一端を支えているのである。


www.brh.co.jp

分子時計のあたりの話が前段のちょっと怪しい分子レベルの進化の話のちゃんとしたやつです。すごいね


そのほか

SpringBootとKotlinで学ぶjOOQ

前回の続きで環境構築。

DockerでMySQL立ち上げてテストデータ流すあたりまで。

作例ではport:3306にてMySQL起動してますが、別の機会にローカルで同ポートで起動してるとハマる(でも表立ってエラーは出ない)ので気をつけましょう。

tackeyy.com

よくわかっていない時分にはよくあることだと信じたい。

たぶんそろそろいよいよjOOQです。O/Rマッパー全然知らんが

www.slideshare.net

SQLのお勉強にもなりそうですね。

エンジリッシュ

単語だけ80問。


4/24の晩御飯

痛い出費をしたので卵なしお味噌汁なしの納豆ご飯。