2019年10月のそらの孔分室
自分が何にどう関心を示したかの記録。
2019年10月の読書感想文
忙しいとかいうよりかなり余裕がなかった、自然災害は私の眼前に二度と姿をあらわしてくれるな、まじで
ハチクロ一気読みしてるのは近所に引っ越してきた友人に読み終わるまで帰れま10を仕掛けられたからです、
天才は描けても超人を描けないところで作者の人間味を感じた、好きですね。
OGRE YOU ASSHOLEというバンドが新譜(傑作です)を出した、
そのインタビューのあるひとつにおいてヴォーカル/ギターの出戸さんが数冊の本を挙げており、
それによって読み始めたのが見田宗介の時間の比較社会学(と、11月に入ってから読み終えたミシェル・ウエルベックの素粒子)。
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下記の感想は読み終えてすぐのものなので割と取り乱し気味な自分がみて取れる。しかし、
こころに虚無があることを己の特異として思わない(この構造の中に住んでいたらだいたいそうなっちゃうから)ようにするための標にできるかもしれないし、
あらたな社会構造が形成されたその時の人類は何を抱えて生きていくのだろうと夢想を促す材料として用いることもまた、できるかもしれない、
そのようにはまったく思わない。
ウエルベックの新作は発売日に買っていたっぽい、そんなに勇んでも救いはないのに……。
10月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:2759
ナイス数:9
時間の比較社会学 (岩波現代文庫)の感想
可算できる基準を設け時間を固定、ある一定期間内の活動による成果をあきらかにし、さらなる成果を得るため計画を立て……といった具合に、どんどん先方へ時間の定義を立てる志向の果ては自分自身の終了、そしてそれでもなお永遠にのびてゆくであろう時間の軸 / こうして虚無は生まれたものだ、といった論理は言われてみてはっと気がついたようにも、そもそも気がついていたようにも / この生の虚無が社会の発展と結びつくものであるのならば逃れることはまずできない、それでもなお取り込まれてしまうならばひたすらそれに向き合うしかない
読了日:10月31日 著者:真木 悠介
銀河で一番静かな革命
読了日:10月13日 著者:マヒトゥ・ザ・ピーポー
ハチミツとクローバー 10 (クイーンズコミックス)
読了日:10月06日 著者:羽海野 チカ
ハチミツとクローバー 9 (クイーンズコミックス)
読了日:10月06日 著者:羽海野 チカ
ハチミツとクローバー 8 (クイーンズコミックス)
読了日:10月06日 著者:羽海野 チカ
ハチミツとクローバー 7 (クイーンズコミックス)
読了日:10月06日 著者:羽海野 チカ
ハチミツとクローバー 6 (クイーンズコミックス)
読了日:10月06日 著者:羽海野 チカ
ハチミツとクローバー 5 (クイーンズコミックス)
読了日:10月06日 著者:羽海野 チカ
ハチミツとクローバー 4 (クイーンズコミックス)
読了日:10月06日 著者:羽海野 チカ
ハチミツとクローバー 3 (クイーンズコミックス)
読了日:10月06日 著者:羽海野 チカ
ハチミツとクローバー 2 (クイーンズコミックス)
読了日:10月06日 著者:羽海野 チカ
ハチミツとクローバー 1 (クイーンズコミックス)
読了日:10月06日 著者:羽海野 チカ
セロトニンの感想
自身を周囲の目から自分の目から掻い潜るために用いるセロトニンのような存在に仕上げたところで終わってしまうような救いのない小説なんて多くの人は読みたくもないだろう、それでもウエルベックは克明に描いてしまう、読めて良かったと思う / 主人公フロランの述懐の形で物語は進行する、出会う人間のそれぞれに対するフロランの関わり方は物語を繋ぎ止める最低限の動きでしかない、摂取されてから体内に留まれる一定の時間のみ働きそれが終われば排出される薬のあり方とも重なる、だいたいの人間の一生もその程度だって当たり前に気がつく
読了日:10月05日 著者:ミシェル・ウエルベック
読書メーター
あとは記録、ツイートしないとまとめるのが楽でいいね
ウエルベックのセロトニン読み終わった、役者あとがきに掲載されていた作家本人のコメントの(中略)のあとの一文、これに尽きた pic.twitter.com/dIJvTTiU6Z
— 夜戦 (@yasen_chang) October 4, 2019
多分春頃に買った小笠原鳥類ポスターを掲示する場所を確保した、部屋の片付け進捗です pic.twitter.com/nUWf9Lb0Oe
— 夜戦 (@yasen_chang) October 5, 2019
→オタクムーブです
人間の創作物は人間そのものの転写産物ではなくそれゆえによすがとなりうる
— 夜戦 (@yasen_chang) October 8, 2019
河出書房が39周年キャンペーンで全プレしてたブックカバー届いてた、スピンが2本あるあたり読者層の把握が垣間見えるhttps://t.co/GtqDJe8s8j pic.twitter.com/CRty3EAQ9m
— 夜戦 (@yasen_chang) October 11, 2019
→そこまでものなくす方でもないのにブックカバーは気がつくと無くなっている、その日までは大事に使っていきます
ありがとうおめでとう河出書房!
ヴォネガットも和田誠も浅倉久志もいなくなってしまった、私はまだまだこれから知っていくというのに pic.twitter.com/2tRux5Occs
— 夜戦 (@yasen_chang) October 11, 2019
読んだ人はたぶん選ぶだろうなってTシャツ 再入荷で買えた pic.twitter.com/zP5X5eUJAu
— 夜戦 (@yasen_chang) October 12, 2019
少し前に友人から戴いて子供の頃以来に読み返したんだけど、キツネのあたりを読んでいて私はきっとこの本を見る度その友人のことを思い出すのかもしれないなあと考えて、それを多分本人にも伝えてしまったのでもう二度と会うようなことない気がする
— 夜戦 (@yasen_chang) October 12, 2019
私が来月頭に成すべきこと pic.twitter.com/XrcEUN2olk
— 夜戦 (@yasen_chang) October 30, 2019
今月はたくさんの時間があります。